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日本語学講義Ⅱ(コーパス日本語学入門)†
オンラインで開催する授業回について†
(予定)
04/19 第2回 日本語コーパスの紹介(1)†
『現代日本語書き言葉均衡コーパス』『昭和・平成書き言葉コーパス』
「中納言」授業アカウントの配布†
- 必要な人に一人ずつ配布します(授業期間+αのみ利用可能)
- 個人用アカウントを取得した人はそちらを利用して下さい
コーパスを使ってみる†
- 細かい話は抜きで「中納言」でコーパスを使ってみよう
- 『現代日本語書き言葉均衡コーパス』(BCCWJ)コアのみを対象に設定
- 文字列検索
- 短単位検索
コーパスとは†
(以下スライド参照)
- 狭義のコーパス
- 言語研究を目的として収集され、言語研究のための情報が付けられたコンピュータ上で利用可能な大規模な言語データ。
- 現代日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ) / 日本語歴史コーパス(CHJ)
- 広義のコーパス
- コンピュータ上で利用可能な大規模な言語データ。必ずしも言語研究向きではないが、言語研究に利用可能。
- さまざまなテキストアーカイブ(新潮文庫の百冊 / 青空文庫 / 国会会議録)
- Web上のデータ
- 検索サイトの利用・WAC(Web as Corpus)
- この授業で主に扱うのは狭義のコーパス。中でも「現代日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ)」「日本語日常会話コーパス(SHC)」「日本語歴史コーパス(CHJ)」「昭和・平成書き言葉コーパス(SHC)」
コーパスへの要請†
- 大規模であること
- 各種のテキストが含まれていて、ジャンルなどのバランスがとれていること
- 著作権の問題がないこと
- 言語研究に利用できる情報がついていること
「現代日本語書き言葉均衡コーパス」(BCCWJ)の構成とサンプリング†
- 均衡コーパス(Balanced corpus)
- 「バランスがとれている」「代表性」とは?
- コーパスの母集団の設定とサンプリング
- BCCWJのサブコーパス
- 可変長と固定長
参考リンク†
- 英語のコーパス リファレンス
- 現代日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ)
「昭和・平成書き言葉コーパス」(SHC)の構成†
- CHJの後を受けて現代までを通時的に研究するためのコーパス。1933年以降、8年おき11か年分(1933・1941・1949・1957・1965・1973・1981・1989・1997・2005・2013)を収録。
- 雑誌
- 1933~1957 年刊の『中央公論』と1965~2013 年刊の『文芸春秋』(8年おき11か年分)
- ベストセラー書籍
- 1933年以降、8年おき11か年のベストセラー書籍
- 新聞
- 1933年以降、8年おき11か年の『読売新聞』奇数月2日の朝刊1冊
04/12 第1回 イントロダクション†
授業内容等の確認†
「中納言」アカウントについて†
- 「授業アカウント」について
- 授業期間中、受講者が利用可能なアカウントをこちらで用意します。
- 個人用の「中納言」オンライン利用申込み
授業で利用する主なソフトウェア・Webアプリケーション(予定)†
授業内容デモ†
- コーパスの利用
- Excelによる集計(ピボットテーブル)
- 形態素解析
(参考動画)†